ショウカソンジュク通信~キャリアコンサルタントと大学院生が語る就活論~

幕末の志士を多く生み出した「松下村塾」。時代の大きな転換期である現代においても志を持った「志士」を増やしたい。そんな想いから。【更新予定】塾長)不定期 塾生代表)火+です。

【塾生通信】第八回:気骨を持てー反論し、コミットしろ

長らくご無沙汰しておりました、塾生代表のエンドウです。

この更新頻度では塾生代表を名乗れませんね。

 

新学期ということで、今一度目的を見つめなおし精進してまいりたいと考えております。

 

 

最近、「大学選び」と「企業選び」って何が違うんだろう、って考えていました。

 

どちらもキャリア、人生における選択という点では同じ。

 

的なことを書こうとしたのですが、

あまりにもまとまりがないものになってしまったのでやめました。

 

ということで、困りました。

 

とりあえず今日は、

内定先の課題図書として挙げられている本を読んだ感想でも書こうかな、と思います。

 

その本とは

ジェフ・ベゾス 果てなき野望』

ということで、みなさんもお世話になっているであろう、

大企業Amazonの創業者であり現CEOであるベゾスにまつわると見せかけて割とAmazonという会社そのものにまつわる本。

 

ベゾスがAmazonを創業するに至る経緯と2012年頃までのAmazonの成長と苦悩が描かれているものです。

 

ベゾスは創業以来、一貫して顧客第一主義を貫き、

その実現のためには他社や社員に対して狂気じみた対応すら取ります。

 

福利厚生とかもほとんどないとか。

 

そして圧倒的に実力主義でぶつかり合う文化。

 

ベゾスは自信の持つビジョンの実現のために必要と考えることを徹底してやってきている、ということが本を読んでいるだけで伝わってきます。

 

企業文化、風土などが圧倒的に合わない人が数多くいるはずです。

でも、好きな人にはたまらない、アガる文化なんだろうなあ、と。

 

ここでAmazonのリーダーシップ14か条のうちの一つをばご紹介。

 

気骨を持てー反論し、コミットしろ

リーダーには、賛同できないとき、まっとうなやり方で決定に異を唱えることが求められる。そうするのは気が進まない場合や大変だと思われる場合も、である。リーダーは、信念をもってねばり強く行動しなければならない。社会的結束を優先して妥協するなどもってのほかだ。そして、リーダーたるもの、最終決定が下されたら、それに全力でコミットしなければならない。

 

こういったことが書かれた14か条はAmazonが大事にしているもので、

リーダーという立場の者だけでなく新人から教え込まれるそう。

 

ベゾスは「社会的結束」が嫌いだそう。

なんとなく日本人に不向きな感じがしてしまいますね。

 

でも最後の1文なんてカッコいいと思いました、わたくし。

 

こうした14か条などにも現れているベゾスのぶれることのないビジョンや信念。

その実現のための手段を一貫性をもって決定する、やり抜く姿勢。

 

ベゾスほど一貫して、

ベゾスほど極端に、できるかはわかりませんが、

こうした点は自分のビジョンの実現へと向かう中で学ぶべき点だと感じました。

 

 

ちょっと分厚いのですが、

なかなか面白い本でした。

 

ミャンマーでの長距離車移動を利用して読みました。

 

もし興味あれば、ぜひAmazonにて。

 

今日はこの辺で。

 

エンドウ