ショウカソンジュク通信~キャリアコンサルタントと大学院生が語る就活論~

幕末の志士を多く生み出した「松下村塾」。時代の大きな転換期である現代においても志を持った「志士」を増やしたい。そんな想いから。【更新予定】塾長)不定期 塾生代表)火+です。

【塾生通信】第九回:改めて、志

こんにちは。

ショウカソンジュク通信、塾生代表エンドウです。

 

さて、「改めて、志」と題しまして第九回目の塾生通信です。

 

先日の塾生通信第八回で取り上げた内定先課題図書、

ジェフ・ベゾス 果てなき野望』に続きまして、

 

読了いたしました、

 

フェイスブック 若き天才の野望』日経BP社)

 

こちらも皆さんご存知であろう、

Facebookにまつわるノンフィクションとなっております。

 

読んだ感想を述べるのであれば、

なんとまあビジョナリー、、!!

 

Amazonのベゾス氏に続き、

マークザッカーバーグ氏、なんとまあビジョナリー

 

内容に関しては、

興味ある方は本を買って読めばいいし、

 

ちょっと知りたいくらいだったら

恐らく少し調べるだけでうまくまとまったものが出てくるだろうし、

 

ということで言及しませぬが、

 

改めて、志、やVisionってやっぱりあった方がかっこよくね?っていう、

上記の2冊を読んでそんなことを思いました。

 

それ故に人生が濃いものになっていますよね。

 

わかりますよ、かっこよさとか、濃さとか、どうでもよくね?っていう意見も。

 

それに対して論理的に

「いや、ナンタラカンタラがどうこうで〇△*~」

とかなんとかって、

気取ったカタカナを並べて論破しようなんてつもりはないし、不可能だろうし。

 

けれどまあ、

自分が生涯かけて実現を目指すべきだと思えるVisionを持ち、

社員が一瞬にして億万長者になれるような買収の話を持ち掛けられても、

Vision実現のためにNoを突きつけてしまうザッカーバーグのように、

 

濃度高めの熱狂度で生きれたらいいなあなんて思うわけです。

 

 

とは言ってもそれぞれ掲げるVisionの空間的規模感も違えば、

時間的な規模感も違うわけで、

なかなかザッカーバーグほどに広く長いVisionを持ち、

その実現のために熱狂を保ち続けるのは難しいかもしれません。

 

けどまあ、あくまで等身大で、いや、少し背伸びしたくらいで、

やれればいいかなあ、ってのがわたくし個人のスタンスってやつです。

 

まあ、志やVisionの大小なんて比べるものでもありませんしね。

なんなら大小というのが間違いですかね。

 

それはさておき、

フェイスブック 若き天才の野望』

を読んで思うことがもう一つ。

 

それは、

空間的、時間的規模感の大きい志やVisionを持つ人ほど、

実現のために人を組織しなければならなくなる、ということ。

 

そして、人を組織するとき、

その規模が大きくなればなるほど、

組織した目的である志、Visionの共有が難しくなること。

 

まあそりゃそうだろって感じですけど、

もう少しこのことについては考えていきたいな、と思っています。

 

 

 

 

『サピエンス全史』の内容にも少し触れ、

もう少しウィットに富んだまとめにするはずが、

やや迷走いたしましたので、いったんここらで締めさせていただきます。

 

 

北海道、春が滞在中です。

 

エンドウでした。

【塾生通信】第八回:気骨を持てー反論し、コミットしろ

長らくご無沙汰しておりました、塾生代表のエンドウです。

この更新頻度では塾生代表を名乗れませんね。

 

新学期ということで、今一度目的を見つめなおし精進してまいりたいと考えております。

 

 

最近、「大学選び」と「企業選び」って何が違うんだろう、って考えていました。

 

どちらもキャリア、人生における選択という点では同じ。

 

的なことを書こうとしたのですが、

あまりにもまとまりがないものになってしまったのでやめました。

 

ということで、困りました。

 

とりあえず今日は、

内定先の課題図書として挙げられている本を読んだ感想でも書こうかな、と思います。

 

その本とは

ジェフ・ベゾス 果てなき野望』

ということで、みなさんもお世話になっているであろう、

大企業Amazonの創業者であり現CEOであるベゾスにまつわると見せかけて割とAmazonという会社そのものにまつわる本。

 

ベゾスがAmazonを創業するに至る経緯と2012年頃までのAmazonの成長と苦悩が描かれているものです。

 

ベゾスは創業以来、一貫して顧客第一主義を貫き、

その実現のためには他社や社員に対して狂気じみた対応すら取ります。

 

福利厚生とかもほとんどないとか。

 

そして圧倒的に実力主義でぶつかり合う文化。

 

ベゾスは自信の持つビジョンの実現のために必要と考えることを徹底してやってきている、ということが本を読んでいるだけで伝わってきます。

 

企業文化、風土などが圧倒的に合わない人が数多くいるはずです。

でも、好きな人にはたまらない、アガる文化なんだろうなあ、と。

 

ここでAmazonのリーダーシップ14か条のうちの一つをばご紹介。

 

気骨を持てー反論し、コミットしろ

リーダーには、賛同できないとき、まっとうなやり方で決定に異を唱えることが求められる。そうするのは気が進まない場合や大変だと思われる場合も、である。リーダーは、信念をもってねばり強く行動しなければならない。社会的結束を優先して妥協するなどもってのほかだ。そして、リーダーたるもの、最終決定が下されたら、それに全力でコミットしなければならない。

 

こういったことが書かれた14か条はAmazonが大事にしているもので、

リーダーという立場の者だけでなく新人から教え込まれるそう。

 

ベゾスは「社会的結束」が嫌いだそう。

なんとなく日本人に不向きな感じがしてしまいますね。

 

でも最後の1文なんてカッコいいと思いました、わたくし。

 

こうした14か条などにも現れているベゾスのぶれることのないビジョンや信念。

その実現のための手段を一貫性をもって決定する、やり抜く姿勢。

 

ベゾスほど一貫して、

ベゾスほど極端に、できるかはわかりませんが、

こうした点は自分のビジョンの実現へと向かう中で学ぶべき点だと感じました。

 

 

ちょっと分厚いのですが、

なかなか面白い本でした。

 

ミャンマーでの長距離車移動を利用して読みました。

 

もし興味あれば、ぜひAmazonにて。

 

今日はこの辺で。

 

エンドウ

【塾生通信】北海道リーダーシップ合宿のお知らせ

こんにちは。

 

先日、ミャンマーより帰国しました、塾生代表のエンドウです。

 

今回は、わたくしが運営に携わっているイベントの告知をさせていただきます。

 

その名もその名も、

 

北海道リーダーシップ合宿

hokkaido-leadership-2019-catalyst.strikingly.com

 

こちら去年に引き続き北海道では二回目の開催となります。

 

激熱なイベントとなっています。

 

激熱な社会人、学生が集まって、

 

脳に汗をかくワークをこなし、

 

参加学生の「リーダーシップ」を養成する、

 

一泊二日の合宿となっています。

 

 

我々の定義する「リーダーシップ」とは、

 

「他者を感化し、行動を変えさせる力」

 

今後社会で活躍していく中で、

 

リーダーであるかどうかに関わらず身に着けるべき力であると考えています。

 

また、北海道を、日本を盛り上げていく学生が集まる場でもあります。

 

ひとりでは達成できないことでも、仲間がいれば達成できる。

 

そんな心強い仲間との出会いが待っているかもしれません。

 

ぜひぜひぜひぜひ、ご参加のほど、検討してみてください!!

 

Facebookなどでのシェアも大歓迎です!!!!!!!

 

以下ホームページです。

 

hokkaido-leadership-2019-catalyst.strikingly.com

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

エンドウ

【ショウカソンジュク通信】第十壱回:knowing-doing GAP

塾生の皆様

 

お疲れ様です。

塾長のフルカワです。


最近、投稿ができておらず申し訳ございません、、。

仕事が繁忙期、、という言い訳をしようと思いましたが、

私より忙しく、かつブログをしっかり更新している

ビジネスパーソンはあまたいると思うので、

引き続きコミットメントしていきます。


さて、今日のテーマは「knowing-doing GAP」

 

「知ること」と実際に「やること」には大きな隔たりがある、

ということですね。

 

ある意味当たり前なことを言ってるのですが、

ビジネスパーソンの中でも、

「知ったかぶりの罠」に陥ってしまっている人は多いのでは、、、

と思ってます。

 

私が勤めている会社は、

組織変革コンサルティングファームということもあり、

社員は日々、心理学・行動経済学等のフレームを

knowing=インプットしています。

 

有名なフレームでいうと「影響力の5源泉」。

このフレームは社会心理学者のロバートチャルディーニが

唱えたものを弊社が再編集したものです。

要は、人は、専門性(すごい)、魅了性(すてきな)、

返報性(ありがたく)、一貫性(ぶれない)、厳格性(こわい)人に

影響を受けるという考え方で、

弊社社員ならほぼ全員が知っているものです。

ただknowing(知っている)だけでは意味がなく、

このフレームをdoing(実践)できるかが重要です。

例えば、魅了性を更に分解すると

①身体的魅力

(顔が整っている、スタイルが良い、服装のセンスがある人に影響を受けやすい)

②態度の類似性

(自分と同じ趣味を持っている、同じ考え方をしている人に影響を受けやすい)

③相手からのポジティブな評価

(自身のことをポジティブに評価してくれる人に影響を受けやすい)

④空間的近接

(学校のクラスのように、シンプルに接触回数が多い人に影響を受けやすい)

の4つに分けられますが、

doing(実践)するには、これにそれぞれに具体的・定量的な

アクションプランを考えます。

 

①身体的魅力

・毎朝鏡の前で笑顔の練習を1分する

・週3回筋トレ(腕たて、腹筋)を15回ずつ行う

②態度の類似性

・顧客先の人事担当を事前に調べ、趣味等で共通の接点がないかを探す

③相手からのポジティブな評価

・どれだけ考え方が異なったり、納得感のないことを言われても

 「確かにその一面もありますね」「その考え方には至りませんでした」

 というコミュニケーションを挟む

④空間的近接

・些細なことでも、顧客先へ足を運ぶ

・仕事以外(ご飯や飲み)の場でコミュニケーションをとる

 

ここまでやって初めてknowingした意味があると思いますし、

自ら実践してみたことで、

より深い部分でknowingできるのではないでしょうか?

是非、みなさんもknowingする時は、doing(アクションプラン)まで

セットで考えれるようになると良いですね!

【塾生通信】第七回:「自己認識」を高める

こんばんは。

 

塾生代表のエンドウです。

 

私事ですが、明日から大学院の実習でミャンマーにいってまいります。

ただいま成田にて前泊中です。

 

早速ですが、タイトルにある「自己認識」に関して、

今回はとある記事で得た情報を共有したいと思います。

 

どうして「自己認識」に注目するのかというと、

前回の塾生通信で取り上げた元Google人事の方へのインタビューで、

海外の学生と比べて日本の学生に足りないものとして

「自己認識」が取り上げられていたからです。

 

海外の学生と比べる必要があるか、という議論はあるかと思いますが

少なくとも社会で活躍していく上で自分の発揮できる価値を見極めるため、

「自己認識」を高めておくことは重要ではないでしょうか。

 

※前回の記事こちらです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

blog.shokasonjuku.work

 

 

前回のブログを投稿したあと、

とある「自己認識」にまつわる記事に出会いました。

 

イムリー。

 

ということでそちらで書かれていることを簡単にご紹介。

 

 

その記事では、自己認識を習得できたつもりの人でも

実はその多くの人が習得できていない、と語られています。

 

組織心理学者が、(そんな学問あるんですね)

自己認識を高めた人々の分析、先行研究の調査、から

①なぜ自己認識を習得したつもりになってしまうのか

②自己認識を習得するためにはどうしたらいいのか

について説明しています。

 

①に行く前に、、、

記事中では自己認識には2つあると書かれています。

ざっくり言うと

 

内面的自己理解;

「自分の価値観や情熱についての理解」

 

外面的自己理解;

「他人が自分をどう思っているのか」

 

だそうです。

これを念頭において①②をみていきましょう。

 

①なぜ自己認識を習得したつもりになってしまうのか

 

この点に関しては、

人は自分の行動やその理由に関して理解していないこと。

自動操縦モードで動いている、と語られています。

 

また、人は自己肯定願望があること。

 

それに加え、ソーシャルメディアの広がりによって人は自分のことばかりに夢中になる「自己崇拝」状態が要因だということです。

 

 

これはどちらかというと

内面的自己理解を習得する際に邪魔になるもの、みたいなイメージでしょうか。

たしかに自己肯定願望とかは効いてきそうだなあと思います。

自己肯定願望があることを意識して

自己分析を行うことでより良い自己認識の習得ができるのかもしれません。

それは時に苦しいことなのかもしれませんが。

 

では具体的にどうすれば自己認識を高められるか、という点を見てみましょう。

 

②自己認識を習得するためにはどうしたらいいのか

 

 

内面的自己認識について、

深さよりも広さを意識した自己分析を行う。

 

これが重要だそうです。

今までに取り組んだことを列挙して

最も楽しめたもの、やりがいを感じたものを考えるのがいいそうです。

 

言動の背後にある理由や考え方を探そうとするのは、

気分を落ち込ませることもあるため、あまりお勧めされていませんでした。

 

また、1日の終わりに

今日うまくいったこと、などについて考えることも内面的自己認識に効くとか。

 

そしてより難しそうな

外面的自己認識に関してですが、

 

こちらはシンプルに

「思いやりのある批判者」を探すこと

これが効いてくるとのことでした。

 

自分の成功を願い、真実を伝えてくれる人がいると

他人からどういう風に見られているかがわかる、と。

 

まあ、そりゃそうだよな。と思います。

でも、見つけるのが大変ですよね。

 

「思いやりのある批判者」に聞く内容として

自分のしていることで組織やチームに一番の貢献になっていること、

逆に足を引っ張っていること、

これらを聞くのがよいよ!とのことです。

 

これは社会に出てからも活きてくることかと思います。

自分をアップデートし続けるために、

内面的、外面的自己認識を高めていきたいと思います。

 

 

今回取り上げる「自己認識」にまつわる記事はこちら。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

forbesjapan.com

 

 

今日はこの辺で。

おやすみなさい。

 

エンドウ

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。

塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の就活生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。

ただいま自己紹介考え中。

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【塾生通信】第六回:元Google人事が語る日本の学生に足りないもの

こんにちは。

 

しばらく更新が滞っていました。

2月ですね、気を引き締めてまた更新していきたいと思います。

 

さきほど、

「日本のエリート学生に足りない3つのもの」

というタイトルで

Google人事のピョートル・フェリクス・グジバチさん

をインタビューした記事を読みました。

 

世界基準の人材・組織を知り尽くした専門家として

「日本の学生と世界の学生の違い」について聞いたものです。

 

一番に語られていたのは、

日本の学生は「自己認識」が足りない

ということ。

 

つまり、

自分が何をやりたくて、何をやりたくないのか、

自分にとって大切な価値観は何か、

こういったことをはっきりと認識できていない学生が多い、ということだそうです。

 

世界的に見て多いかどうかは置いておいて、

自己認識の低さは感じます。

この自己認識をしっかりもつことが、

我々が伝えたい「熱狂」につながる気がしています。

だって、やりたいことや楽しいことに取り組んでいるときのほうが没頭できますよね?

 

 しかし、

「あなたがやりたいことは何ですか?」

という問いに対して「わかりません」

と答える人が多いのは実感として感じているものです。

 

この問いに明確に答えを持つ状態が

「熱狂するキャリア」のスタート地点と言えそうです。

 

ちなみに、

ピョートルさんによれば、

原因として日本の教育における

「学習についての学習」の欠落があげられるそうです。

 

つまり、

どんな仕事につきどのように生きていきたいのか、

そしてそのためにはどういう手段をとればよいのか、

こういったことを深く考える教育ではない、ということです。

 

なんのために学習するのか。

何をしたら自分にとって必要な知識を学べるのか。

何をしたら自分が成長できるのか。

こうしたことを考えたうえで、

世の中に対してより高い価値を生み出し、

同時に自分の価値を高めていく、

そのためにどうすればよいかを考え

仕事を選ぶべきだと語られています。

 

教育に問題の一端があるとなると日本の学生に「自己認識」を高めてもらうのは簡単なことではないように思われます。

 

しかし、自分のキャリアを考えていくうえで、

Whyの深掘りをするクセ付けをしておくのは非常に重要だと考えています。

 

その深掘りの過程で、自分にとって何が大事なのか、

そういった価値観が言語化されていくのではないかと考えています。

 

40-50年は働くことになるわけですから、

自分の大事にする価値観に基づいて働きたいですよね。

 

また、日本の学生に足りないものとして、

〇語学力

〇コミュニケーション能力

 ー相手の意見を引き出す質問力のなさ

〇情報収集力

 ー世界のトレンドとその中で有利なスキルを把握する力

 

また、ほかの人と意見を闘わせながら自分の意見を整理していく

ディスカッションの過程が足りないことも指摘されています。

 

全て耳が痛いなあと思います。

 

グローバルな舞台で活躍したいのであれば、

上記のようなことを意識して行動を起こす必要があると思います。

 

とりあえず、やってみないことには始まりません。

グループディスカッションを行うイベントはよくありますよね。

 

まずは参加してみる。

そうしてうまくできないことを体感する。

 

PDCAってやつを回すのが重要ですね。

 

そうした過程で質問力等も身についてくるのではないでしょうか。

 

言うは易く行うは難し。

しかれども行わずに身に付けるは極めて難し。

 

 

ただ、この記事を読んで、

足りないものばかりが指摘されがちだなあ、と感じました。

国際社会において日本人が相対的に秀でている部分もあるはずです。

 

これを認識すること、それも「自己認識」ですね。

 

今回はこの辺で。

ありがとうございました。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。

塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自律的キャリア選択」を世の就活生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。

ただいま自己紹介考え中。

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【ショウカソンジュク通信】第十回:逆境を人生の友に

塾生の皆様

 

お疲れ様です。

塾長のフルカワです。

 

今日のテーマは「逆境」。

 

これまで人類は、多くの傑物たちを生み出して来ました。

ただそういった傑物たちはこぞって圧倒的な逆境を経験しています。

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1832年、会社のトラブルで無職に、1835年には恋人を亡くす。

衆議院選挙も8度の落選。

(第16代大統領:エイブラハム・リンクカーン)

 

・教師に「学習する知能がなさすぎる」と言われ、仕事も2度解雇。

電球の発明に1000度の失敗も、後に「1000度の失敗をしたわけではない。

1000度のステップを経て電球が発明されたのだ」と答える。

(発明王トーマス・エジソン

 

・自動車会社が成功するまで、7度の失敗、5度の破産を経験。

(フォード創設者:ヘンリー・フォード

 

・新聞社を解雇され、自分で事業を行うも破産。

(アニメの巨匠:ウォルト・ディズニー

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びっくりするくらい、圧倒的な逆境を経験してますね。

塾長のこれまでの逆境など小さく感じるくらいに。笑

 

塾長の高校の先輩である本田圭佑選手も以前、

「谷が深いほど山も高くなる。だから俺は自らより深い谷を求めていく」

とおっしゃってました。

 

個人的に人は良い意味でも悪い意味でも、

「環境適応能力が高い生き物」だと思っています。

 

可もなく不可もない丁度よい人生にも人は適応しますし、

圧倒的な逆境環境にも適応していくものだと思います。

 

出来れば、誰だって逆境は嫌ですよね。

ただ、逆境(谷)がなければ圧倒的な栄光がないと信じるならば、

栄光を求める人や、大それたことを成したいと考えている人は、

「逆境を人生の友」にする必要があるのではないでしょうか?

 

言うは易く行うは難し、だとは思いますが、

塾長も体現して参ります。

それでは御免。

【塾生通信】第五回:「直感力」への圧倒的信頼

こんにちは、塾生代表のエンドウです。

 

もう1月も終わりますね。

 

少し前のことになりましたが、

人気アイドルグループ「嵐」の活動休止発表、

衝撃を受けた方多かったのではないでしょうか。

 

僕の青春時代もまさに嵐と共にありました。

僕が好きだった、というよりは、

僕の青春時代を共に過ごした女の子たちは

大体「嵐」か「EXILE」が好きだった、って感じですかね。

 

でもドラマにバラエティに歌番組に、

振り返ってみるとテレビで見ない日は無かったですよね。

 

2020年までアイドルとして頑張っていただいて、

そのあとは、これまで与えてきた元気や幸せの分、

それぞれの幸せのための時間にしていただきたいものです。

 

まあ与えることが幸せ、なのかもしれませんが。

 

それにしてもまた大きな「意思決定」ですね。

 

そこで今回は「決める」ということに関して、

先日の塾長のブログにのテーマであった「直感力」をテーマにしたいと思います。

blog.shokasonjuku.work

 

直感ってあながち悪くない、というか、

直感には圧倒的信頼をしている。

 

というのが僕の直感に対するスタンスです。

 

というのも、

直感って、今までに体験してきたこと、感じてきたもの、

考えてきたこと、思ったこと、みてきたもの、した決断、などなど

自分のそれまでからしか生まれないと思っているからです。

 

だから、直感には、そう思う、に足る理由があります。

自分がした決断とそれによって感じたことの蓄積が直感を生むのです。

(生物的本能みたいなものもあるのかもしれませんが。)

 

これまた塾長のブログにある通りで、

将棋の羽生さんがおっしゃっているように

「直感は論理的思考が瞬時に行われるもの」だと思います。

 

 

自分の言葉で表現するなら、

直感は「自分らしい決断へのヒント」ですね。

 

だから、直感的に「ここがいい!」「これがいい!」

って思ったことに自信を持っていいのかなって思います。

 

自信を持てたのであれば、後はやるだけ、と思う方がいいかと。

 

 

就職活動だと直感で志望しても、理由を語らなければならなかったりするかもしれません。

 

個人的には、理由が欲しいのならあとから気持ちの乗る理由を考えてみればいいのでは、と思います。そこは後付けでもいいのかな、と。

 

 

ただ、気持ちの乗る理由を言葉にするためには、

今までにしてきた選択や意思決定を振り返り、

そこにいたった物語や理由を言語化して「自己理解」を深める、

これが重要になってくると思います。

 

これは「志」の言語化にもつながることだと思いますし、

非常に大切なプロセスです。

 

なかなか「自己理解」を深める機会なんてないかと思います。

就職活動を機に、チャンスと思って一度真剣に取り組んでみるのも良いのではないでしょうか。

 

また、「自己理解」を深めると

「自分のものさし」という世界に一つだけの判断軸が持てるはずです。

 

僕もまだまだひよっこですが、

就職活動を通して塾長や人事の方と話していく中で、

「自分のものさし」を持つことができたように思います。

 

持つことができた、というよりは

自分が持っていたものさしがどんなものかわかってきた、ですかね。

(結局、「自己理解」か)

 

そして、他者と話す、というのが「自己理解」を深め「自分のものさし」がどんなものか知るためにかなり大事だと思います。

 

就活を終えた先輩や

キャリア支援をしている方々、

共に就活をしている学生同士でも、

話をするのって大事です。

 

もし周りに誰もいないのであれば、

コメントでもいただければ、

僕が、そして塾長が、相手になります。

 

そうして塾長と僕とで話をしていたら、

他の塾生(読者)が議論に入ってきて、、

みたいなそんな場になればいいですね。

 

ということで、今回はこのへんで。

ありがとうございました。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。

塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の就活生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。

ただいま自己紹介考え中。

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【ショウカソンジュク通信】第九回:直感力を鍛えよう

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長のフルカワです。

 

本日のテーマは「直感力」。

 

この時期になると就活生も、
方向性が定まって来ている人が増えてきてますね~
一方で、いろいろ自己分析したり、企業分析したり、
整理はしているものの。むしろこんがらがってる、、、。
そんな学生も一定数いるように感じます。

 

そんな時は、根をつめすぎず、
「勘」を頼りにするもの一個ありかな、?
と最近思ってます。笑
(キャリアコンサルタントとしては投げやりすぎですかね、、?笑)

 

「理由は言語化できないけど感覚的にはこんな生き様が良い」

 

そんな直感を大事にしてもいいのではないかと。

棋士羽生善治さんも直感を大事にしており、
彼いわく

「直感とは論理的思考が瞬時に行われるもの」
「長考に好手なし」

なのだそうです。
んーなるほど。なんかそれっぽい。笑

ただ一方で、闇雲に直感がいいよというわけではなく、
洗練された直感であることが重要だとも。
もっというと、
洗練された直感を引き出すための準備が大事とのこと。

そのためのポイントは2つ。


①「無駄だと思われることを積極的にする」
羽生さんは良く対局中に無駄だと思われる一手を
あえて打つことがあるそうです。
一見、無駄に思える一手が今までにないパターンを知ることに繋がり、
いざというときの直感力に繋がるのだそうです。

 

②「余白がなければ、直感は生まれない」
洗練された直感力が引き出される状態とは、
極度の集中状態のことです。
ただ人はいつも集中状態でいられるわけではありません。
要は、緩急が大事なのです。
集中状態をより深めるためには、集中してない状態(何も考えていない状態)を
作り出す必要があるとのことです。

 

「無駄だと思われることを積極的にする」
「余白がなければ、直感は生まれない」

 

上記のポイントは、就職活動においても通じる部分があるかも、、。

是非皆さんも意識してみてはいかがでしょうか?

 

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
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【塾生通信】第四回:大坂なおみ選手、、、かっけえ!

こんにちは、塾生代表のエンドウです。

 

大坂なおみ選手のグランドスラムで2大会連続優勝、

そして世界ランキング1位というニュース、、、!!

 

正直そんなにテニスは興味ないのですが、

大坂選手の日本語インタビューがかわいい、みたいな特集を

朝のテレビで見て以来、やや追っかけていました。

 

グランドスラムの2大会連続優勝や

世界ランキング1位って本当にすごいことなんでしょうけど、

どれくらいすごいイメージなんですかね、、

 

岡崎慎司選手が所属しているレスターが

イングランドプレミアリーグを優勝したときに、

クリリンフリーザを倒した、くらいすごい」

などなど様々な例えがありましたが、

今回のはどれくらいのものなのでしょうか。

 

良いたとえある方、コメントで教えていただけると。

 

 

ところで、NumberWebさんで

大坂なおみ選手に関するこんな記事を見つけました。

 

number.bunshun.jp

 

記事の中に、コーチのこんな言葉があります。

 

「人間は成功したときに2つのタイプに分かれると思うんだ。ひとつはやり遂げた満足感にしばらく浸るタイプ、もうひとつは次に目の前にあることに向かってすぐに進み出すタイプ。僕にとって幸いだったのは、なおみが後者のタイプだったことだ」

 

もちろん満足感はあるかと思います。

 

けれど、よく考えてみたらその満足感って薄れゆくものですよね。

その満足感がもっとも自分にとって気持ちのいいものだとして、

それだけでその先ずっと楽しく充実感をもって生きれるなんてことないですよね。

 

だったら、「次に目の前にあることに向かってすぐに進み出す」方を選びたい。

そして、また満足感を得られるその時までとりあえず進む。

 

そんな姿勢でありたい。

 

何かを成し遂げたときに感じる満足感って、

どういう結果になるかわからず進んできたことに対して、

大丈夫、ちゃんと進んでいるよ。

と自分自身を褒めるため、認めるために与えられた感情なのかな、と思います。

 

褒められ認められると、やる気出ますよね、やっぱり。

そしてまた何かに向かうためのエネルギーを与えてくれる。

 

逆に考えると、次に進まない人にとって

満足感って負のエネルギーではないでしょうか。

触れもできない薄れゆく満足感にすがってしまう。

だって満足感を与えてくれるものは過去にあるわけで、

その過去はどんどん遠いものになっていくのですから。

その姿勢では、未来はより満足感の薄いものになっていきますね。

 

だったらすぐに進み出したい。

 

就活も同じですね。

自分の人生やキャリアを考えたとき、

ちょっと背伸びしたくらいの

「成し遂げたいこと」とか「ありたい姿」とか、

そういったことを考えたうえでキャリア選択をして欲しい。

そして選択し、たとえば希望の会社に入れたとして、

その選択と結果をゴールにしないで欲しい。

 

それは中継地点ですよね。

志があって、そのための手段としての選択です。

選択したからには、次に進む。背伸びした分だけ努力をする。

ふと背伸びやめてみたら、以前より視点が高くなってる。成長を実感する。

そして、また少し背伸びしてその分努力してみる。

その繰り返しなのかなあ、と。

 

こんなことも記事の中に書いてありました。

 

「なおみはとても謙虚に僕たちの意見に耳を傾け、質問もしてくる。もっと強くなるために何をすればいいのか、それを知ることに貪欲で、それを実行することに迷いがない」

 

「もっと強くなる」

シンプルながらかっこいい「ありたい姿」ですよね。

しかも次へと向かうエネルギーがすごい、、、

だって「もっと」って終わりないですもん。

 

こうした姿勢だからこそ、

「何をすればいいのか、それを知ることに貪欲で、

        それを実行することに迷いはない」

のだと思います。かっこいい。

もっと強くなれる、とちょっと背伸びした分の努力を行っているのだと思います。

そして、強くなる、また少し背伸びして努力して強くなっていく。

 

大坂選手がこれだけのすごい結果を出しながら、

「次に目の前にあることに向かってすぐに進み出す」のは、

「もっと強くなる」という志があるです。

 

大会での優勝は、そりゃあ満足感はあるでしょうけれど、

それは「もっと強くなる」ために、

ちゃんとやるべきことをやっているよ、進めているよ、

と確認するためのものにすぎないのかもしれません。

 

日本の就活生、学生のみなさん、

「もっと日本を元気にしたい」

「もっと世界を良くしたい」

「もっと地元を盛り上げたい」

「もっとあの子を笑顔にしたい」

とか、何でもいいけれど、

少し背伸びして、自分のことをちょっと過信して、

その分だけ努力していきましょうや。

 

少しで、ちょっとでいいと思う。

それも自分のものさしでいいと思う。

 

そんな人に冷たい世の中だって感じたら声をあげましょう。

ひとりでできなかったら周りの人とでもいいと思います。

 

手を差し伸べてくれるかっこいい大人がこの世にはいます。

僕もそうなれるようにしたいです。

 

とまあ、大坂選手のニュースと記事、

最近考えていたこと感じていたことをバババっと書いたので

まとまりとか皆無なのですが、まだまだ塾生なのでこんなもんです。

 

メッセージとしては2つですかね。

一つ、就活での進路決定、「意思決定」はあくまで手段。

   満足感に浸りすぎることなく、すぐ次に進もう。

   本気で欲しかった内定もらった日の夜は、飲んでいいと思うけど。

 

一つ、ちょっと背伸びして、ちょっと自分を過信して、

   「成し遂げたいこと」「ありたい姿」を持とう。

   そして、その分だけ努力しよう。

 

今回は以上です。ありがとうございました。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の学生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。ただいま自己紹介考え中。

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