ショウカソンジュク通信~キャリアコンサルタントと大学院生が語る就活論~

幕末の志士を多く生み出した「松下村塾」。時代の大きな転換期である現代においても志を持った「志士」を増やしたい。そんな想いから。【更新予定】塾長)不定期 塾生代表)火+です。

【塾生通信】第四回:大坂なおみ選手、、、かっけえ!

こんにちは、塾生代表のエンドウです。

 

大坂なおみ選手のグランドスラムで2大会連続優勝、

そして世界ランキング1位というニュース、、、!!

 

正直そんなにテニスは興味ないのですが、

大坂選手の日本語インタビューがかわいい、みたいな特集を

朝のテレビで見て以来、やや追っかけていました。

 

グランドスラムの2大会連続優勝や

世界ランキング1位って本当にすごいことなんでしょうけど、

どれくらいすごいイメージなんですかね、、

 

岡崎慎司選手が所属しているレスターが

イングランドプレミアリーグを優勝したときに、

クリリンフリーザを倒した、くらいすごい」

などなど様々な例えがありましたが、

今回のはどれくらいのものなのでしょうか。

 

良いたとえある方、コメントで教えていただけると。

 

 

ところで、NumberWebさんで

大坂なおみ選手に関するこんな記事を見つけました。

 

number.bunshun.jp

 

記事の中に、コーチのこんな言葉があります。

 

「人間は成功したときに2つのタイプに分かれると思うんだ。ひとつはやり遂げた満足感にしばらく浸るタイプ、もうひとつは次に目の前にあることに向かってすぐに進み出すタイプ。僕にとって幸いだったのは、なおみが後者のタイプだったことだ」

 

もちろん満足感はあるかと思います。

 

けれど、よく考えてみたらその満足感って薄れゆくものですよね。

その満足感がもっとも自分にとって気持ちのいいものだとして、

それだけでその先ずっと楽しく充実感をもって生きれるなんてことないですよね。

 

だったら、「次に目の前にあることに向かってすぐに進み出す」方を選びたい。

そして、また満足感を得られるその時までとりあえず進む。

 

そんな姿勢でありたい。

 

何かを成し遂げたときに感じる満足感って、

どういう結果になるかわからず進んできたことに対して、

大丈夫、ちゃんと進んでいるよ。

と自分自身を褒めるため、認めるために与えられた感情なのかな、と思います。

 

褒められ認められると、やる気出ますよね、やっぱり。

そしてまた何かに向かうためのエネルギーを与えてくれる。

 

逆に考えると、次に進まない人にとって

満足感って負のエネルギーではないでしょうか。

触れもできない薄れゆく満足感にすがってしまう。

だって満足感を与えてくれるものは過去にあるわけで、

その過去はどんどん遠いものになっていくのですから。

その姿勢では、未来はより満足感の薄いものになっていきますね。

 

だったらすぐに進み出したい。

 

就活も同じですね。

自分の人生やキャリアを考えたとき、

ちょっと背伸びしたくらいの

「成し遂げたいこと」とか「ありたい姿」とか、

そういったことを考えたうえでキャリア選択をして欲しい。

そして選択し、たとえば希望の会社に入れたとして、

その選択と結果をゴールにしないで欲しい。

 

それは中継地点ですよね。

志があって、そのための手段としての選択です。

選択したからには、次に進む。背伸びした分だけ努力をする。

ふと背伸びやめてみたら、以前より視点が高くなってる。成長を実感する。

そして、また少し背伸びしてその分努力してみる。

その繰り返しなのかなあ、と。

 

こんなことも記事の中に書いてありました。

 

「なおみはとても謙虚に僕たちの意見に耳を傾け、質問もしてくる。もっと強くなるために何をすればいいのか、それを知ることに貪欲で、それを実行することに迷いがない」

 

「もっと強くなる」

シンプルながらかっこいい「ありたい姿」ですよね。

しかも次へと向かうエネルギーがすごい、、、

だって「もっと」って終わりないですもん。

 

こうした姿勢だからこそ、

「何をすればいいのか、それを知ることに貪欲で、

        それを実行することに迷いはない」

のだと思います。かっこいい。

もっと強くなれる、とちょっと背伸びした分の努力を行っているのだと思います。

そして、強くなる、また少し背伸びして努力して強くなっていく。

 

大坂選手がこれだけのすごい結果を出しながら、

「次に目の前にあることに向かってすぐに進み出す」のは、

「もっと強くなる」という志があるです。

 

大会での優勝は、そりゃあ満足感はあるでしょうけれど、

それは「もっと強くなる」ために、

ちゃんとやるべきことをやっているよ、進めているよ、

と確認するためのものにすぎないのかもしれません。

 

日本の就活生、学生のみなさん、

「もっと日本を元気にしたい」

「もっと世界を良くしたい」

「もっと地元を盛り上げたい」

「もっとあの子を笑顔にしたい」

とか、何でもいいけれど、

少し背伸びして、自分のことをちょっと過信して、

その分だけ努力していきましょうや。

 

少しで、ちょっとでいいと思う。

それも自分のものさしでいいと思う。

 

そんな人に冷たい世の中だって感じたら声をあげましょう。

ひとりでできなかったら周りの人とでもいいと思います。

 

手を差し伸べてくれるかっこいい大人がこの世にはいます。

僕もそうなれるようにしたいです。

 

とまあ、大坂選手のニュースと記事、

最近考えていたこと感じていたことをバババっと書いたので

まとまりとか皆無なのですが、まだまだ塾生なのでこんなもんです。

 

メッセージとしては2つですかね。

一つ、就活での進路決定、「意思決定」はあくまで手段。

   満足感に浸りすぎることなく、すぐ次に進もう。

   本気で欲しかった内定もらった日の夜は、飲んでいいと思うけど。

 

一つ、ちょっと背伸びして、ちょっと自分を過信して、

   「成し遂げたいこと」「ありたい姿」を持とう。

   そして、その分だけ努力しよう。

 

今回は以上です。ありがとうございました。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の学生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。ただいま自己紹介考え中。

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