ショウカソンジュク通信~キャリアコンサルタントと大学院生が語る就活論~

幕末の志士を多く生み出した「松下村塾」。時代の大きな転換期である現代においても志を持った「志士」を増やしたい。そんな想いから。【更新予定】塾長)不定期 塾生代表)火+です。

【ショウカソンジュク通信】第八回:メモのすゝめ

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。

先日、自社の新卒採用インターンシップ選考会があり、
私も採用に携わる身として選考官をしておりました。
1日に200人を超える学生さんに参加いただき、
非常にエキサイティングな場となりました。
お越しいただいた学生さん、
本当にありがとうございます。

私が入社した時は、
「組織人事コンサルティングって何?」
「モチベーションを切り口に行うコンサルティングって怪しくない?」
と周りに言われたものですが、
最近は少しずつそのような印象も払拭され、
採用マーケットにもより広く認知されてきてるように感じます。
嬉しい限りですね!

さて、今回のテーマは「メモのすゝめ」。
先日のインターンシップ選考会でも、
メモしている学生が多くいらっしゃいました。

選考官として学生さんにフィードバックしたりするのですが、
やはり自分の話してくれたことをメモしてくれると嬉しいものです(笑)

ただ、改めて「メモをする意味とは?」と問われたときに
皆さんはどう答えるでしょうか?

「聞いたことを忘れないようにするため」
「後で思い出せるようにするため」

総じて「記録すること」がメモをする一般的な意味かと思います。
しかし、私はメモの本質的な意味は完全に別のところにあると考えています。

それは「知的生産のためのメモ」です。

メモは情報伝達ではなく、
知的生産に使ってこそ、初めて本領が発揮されます。

例えば、企業の説明選考会で、
「弊社は昨年から売上が2倍になりました。
要因は既存事業の人材紹介サービスが安定した収益を継続した上で、
新規事業のAI事業が拡大できたためです。」

と話していたとします。
それを事実ベースでただメモをするのではなく、
「抽象化(他の場合にも応用可能な気づき)」すると、
より深い学びが生まれます。

例えば、先ほどの話から、
「新規事業に挑戦するには、大前提、既存事業の安定性が重要である」
と抽象化したとします。

さらに抽象化したことでとどまらず、
「新規事業がスケールする可能性が高いかを判断する際は、
既存事業の安定性を見ることで判断しよう」
というように、
抽象化して得た気付きをもとにアクション(転用)を立てます。

この「事実」⇒「抽象化」⇒「転用」の思考ステップを踏むことで、
自身の成長速度が飛躍的にあがります。

メモの定義を一緒に変えていきましょう!

 

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
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【塾生通信】第三回:忘れないうちに振り返る最終面接体験記「覇王色の覇気vs志」

こんにちは。

塾生代表のエンドウです。

 

第三回の今回は、

タイトルのまんまなのですが、

まもなく2か月となり記憶が薄れてきたので、

忘れないうちに私が内定をいただいたベンチャー企業での

最終面接体験記を書き残したいと思います。

 

「覇王色の覇気vs志」

ということで、

某海賊漫画に出てくる、

本題からそれるので詳しくは書きませんが、

相手をビリビリとさせるまたは気絶させる一種の威圧・オーラである

覇王色の覇気を使う社長さんと、

「志」という武器のみを持った私による最終面接の様子を、

「最終面接はこう臨め」的なノウハウ論ではなく、

その時の空気感が伝わるようなエモーショナルな感じで、

バババっと書いていく予定です。

 

どうぞお付き合いください。

 

最終面接体験記------------------------------------------------------------------------------------------

 

― 時は遡って西暦2018年11月30日、

       午後8時を迎えようとしていた南青山にて

 

最終面接の直前、

社長さんの足音が聞こえるその時まで、

それまでに言語化してきた自分の志をもう一度見返し、

これからのキャリア・人生をこんな風に創っていきたい、

と想像を膨らませていました。

 

「この会社で働きたい!」

という「意思決定」を自分の言葉で伝える準備をする中で、

今までに体験したことのない高揚感に包まれていた記憶があります。

それは優しくもあり激しくもある、そんな感覚でした。

 

コンコン、ガチャ

 

ドアが開き一気に緊張感をまとった空気が流れ込んできました。

ドクンッとギアセカンドの如く高鳴る鼓動、

 

そして、社長さんの登場。

 

あいさつ代わりの覇王色の覇気。

 

「よろしくお願いしますっ!」

と言えたのかどうか今では定かではありません。

 

とはいえ私には、

志の実現のため「その会社で働きたい!」という強い意志がありました。

そのおかげか、気を失うことはなく面接に入っていくわけです。

 

こうして緊張感に包まれる部屋の中で、最終面接が始まりました。

 

 

 

まずは私の経歴を聞かれ、

どうしてこの会社を志望するに至ったのかを聞かれ、

やりたいことは何なのかを聞かれ、

その実現のためには8年後にどうなっていたいかを聞かれ、ました。

(8年という微妙な数字なのは、経歴の中でサッカーの話をし、次の次のワールドカップアメリカ・カナダ・メキシコワールドカップだという話をしたからです。笑)

  

話し出したら自然と緊張感は消え、

もうひたすらにそれまでに言語化してきた想いをぶつけていきました。

投げられるものは全部投げた気がします。

 

最初はあまり響いていないっぽくて、

息が苦しくなっていく感覚があったのですが、

一瞬、社長さんに伝わったな、っていう言葉、瞬間を感じることができて、

そこからはもうノリノリのノリに、ランナーズハイになってましたので

あまり記憶がありません、、、笑

 

1つされた質問だけ覚えています。

「最終的には起業したいの?」

これです。

これに対して、

「志の実現のために必要と判断すればします。その時できるようにスキルは身に着けていたいと考えています。」

と答えました。

このシーンは鮮明に覚えています。

 

そして気が付いたら、質問タイム。

社長さんに「これからの会社のビジョン」を聞きました。

これに対し、中長期的なビジョンとその実現のための短期的ビジョンに加え、その中で新卒の学生に担って欲しい役割、を話してくださいました。

また、「どうしてこの会社を設立したか、それにいたるまでのストーリー」を聞きました。これに対しても真摯にストーリーを語ってくださいました。

 

「会社のビジョン」を聞いたのは、

「会社のビジョン」が知りたかったからではありません。

そういった話は人事や役員の方から伺っていました。

聞いた理由はシンプルに「社長さんが楽しそうにビジョンを語るか」をみたかったからです。

次の行き先に対して乗り気ではない船長の船にあなたは乗りたいですか?

それよりも「俺は海賊王になる!」という志の実現のため、

ワクワクしながら次の目的地を目指す船長の船に乗りたくないですか?

少なくとも私はそう思っています。

 

次に「会社設立までのストーリー」を聞いたのは、

あるものがそこにあるまでのストーリーというものに純粋に興味があるからです。そしてこうしたストーリーの共有は同じ船に乗るメンバーとして重要なものだと考えています。

またまた某海賊漫画の話になりますが、よくクルーの過去を描くエピソードがありますよね。みなそれぞれに深みのあるストーリーを持っています。そしてそれを共有する中でメンバーとしての絆が深まっていっているような気がします。

 

気を取り直して面接会場。

質問の後で軽く話をし、

その場で、忘れもしません、

「今日は最終面接ってことで結果を、この場で言うんだけど、、、 内定。

 考え方良いよ、うん、君は成功するよ。だから合格、だから内定。」

とのお言葉をいただき握手するに至りました。

 

あんな手をした人になりたい、そう思いました。

 

 

面接後に上野で飲んだビールが、それはそれはうまかった。

 

おわり------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

以上が私の最終面接体験記です。

エモーショナルな感じだけだとちょっとブログの趣旨と合わないので、

された質問した質問、どうしてその質問か、なども書かせていただきました。

 

参考になるかはわかりませんが、

何か熱さを感じていただければ幸いです。

 

では今回はこの辺で。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の学生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。ただいま自己紹介考え中。

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【ショウカソンジュク通信】第七回:ストーリーがある人は強い

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。

第七回のテーマは『ストーリーがある人は強い』。

プロスポーツ選手や経営者など、
どの領域においても突き抜けた成果を残している人は、
人としての「強さ」を持っている印象を受けます。

では「強さ」を持っている人の共通点は何か?
いくつか観点はあるかと思いますが、
私自身は「その人固有のストーリーを持っているか」
だと考えています。

 

例えば世界的人気ロックバンド「XJAPAN」の
ドラム兼リーダーを務めているYOSHIKIさん。
知っている方もいるかと思いますが、
実は彼、これまでの激しいドラムパフォーマンスによって、
頚椎も痛めており、これ以上続けると生死の危険があると言われている中、
医者の反対を押しのけ毎回ライブを行っています。

 

「これ以上音楽活動を続けると死にますよ?
死ぬのは怖くないんですか?」
周りからそう言われる度、彼はこう答えています。

 

「僕だって死ぬのは怖いです。
ただ、僕にとって音楽活動を止めることは
死んでることと同義なんですよね。だから続けたいんです。」

 

すごいですね、、。強い思いを感じます。

 

何故ここまで強い想いを持てているのか?

 

それは彼の原体験にあります。
実は、彼は幼い頃に父を亡くしています。
途方に暮れていた中、
母が買ってくれたのがピアノとドラム。
絶望を救ってくれたのは音楽でした。
その後は音楽で才能が開花し、XJAPANとしてメジャーデビュー。

 

しかし彼にまた悲劇が襲います。
XJAPANのギターとベースが自殺(不審死ともいわれています)、
幼馴染のボーカルは宗教団体に洗脳されてしまい脱退してしまうのです。
活動は停止、彼は深い悲しみに苛まれました。
自宅に引きこもり、食事もろくに摂らない毎日が続いたといいます。
体脂肪は6%を割り、不眠症やパニック症状を引き起こし、
挙句の果てには、睡眠導入剤を処方してもらっていたクリニックから入院まで勧められたとのこと。

 

「もう、表舞台に出るのはよそう」

 

心身共に疲弊のピークだったYOSHIKIさんは、そう思っていたと後に告白しています。

この暗黒期に届いたのが、天皇陛下即位十年を祝う式典の奉祝曲の依頼でした。
最初に話を聞いたとき、「自分にこんな大役が務まるのか…」と悩んだというYOSHIKIさん。
しかし、母に相談したところ「やるべきだ」と言われ、思い切って引き受けることに。
結果、彼を待っていたのは、皇居前広場に集まった1万5千人が送る万雷の拍手と、
天皇皇后両陛下の暖かな眼差しでした。

 

「僕は世の中に必要とされているんだな」

 

そう素直に思えたというYOSHIKIさんは、これを期にミュージシャンとして復活を果たすのです。

「苦しい時に自分を救ってきたのは、いつも音楽だった。
だからこそ僕は音楽を続けることで自らを救い続け、
また自分の音楽で多くの人を救っていきたい」

と話しています。
これが「ストーリー」ですね。

心理学者の河合隼雄さんがこんなことを言っていました。
「人生で一番大切なものはストーリーだ。
自分の人生をストーリーとして語れる人は心の病にならないし、落ち着いて生きていける。
一方、心の病で苦しんでいる人は、つじつまの合うストーリを見つけられずにいるのだ」

就職活動でいう自己分析とは、
このストーリーを描き、
強く生きていくためにあるものだと思います。

 

一人でも多くの学生さんが自分だけのストーリを持ち、
YOSHIKIさんのように強く生きてほしいですね。

 

今日はここらへんで。
では、また。

 

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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【塾生通信】第二回:横綱 稀勢の里の引退会見にみる「意思決定」

こんにちは。

ショウカソンジュク塾生代表のエンドウです。

 

 

みなさん、稀勢の里関の引退会見はご覧になったでしょうか?

 

「私の土俵人生において、一片の悔いもございません。」

 

しびれました。

 

カメラのフラッシュが絶え間なくたかれ、

涙で滲んだ目が照らされる中で、

支えてくれたたくさんの人達への感謝を述べるともに、

稀勢の里関は「引退する」という「意思決定」を表明しました。

 

 

相撲への愛、

横綱であるというプライド、

周囲からの期待、

支えてくれている人たちへの感謝、

ケガで思うように自分の相撲が取れないもどかしさ、、、、

 

会見の表情、受け答えをみると、

悩んで苦しんでたどり着いたことが伝わってきます。

 

しかし、一度その「意思決定」を表明したからには責任を持ち、

自分の言葉で記者からの質問にしっかりと答えていました。

 

そして、涙ながらに

「私の土俵人生において、一片の悔いもございません。」

と述べる姿、、、やはり、胸が熱くなります。

 

 

 

今日、私が言いたいことは、

「意思決定」とは胸が熱くなるほどのものだってことです。

 

稀勢の里関だから、ではありません。

 

悩んで苦しんで時間をかけた「意思決定」に重いも軽いも無いはずです。

 

稀勢の里関の引退も、

あなたの就活における「意思決定」も、

どちらも比べることのできない熱いものです。

 

自分のやりたいこと、

周囲からの目、

親や先生など支えてくれた人への感謝、

選考が思うようにいかない苦しさ、

周りと比べることによる焦り、

想いをうまく言葉にできないもどかしさ、

などなどたくさんの感情がいりまじる中で、

無限にある選択肢の中から

たった一つの「意思決定」をすることになります。

 

そしてその「意思決定」に責任を持ち、

前へと歩みを進めていくしかありません。

 

私たちは、就活生や学生だけでなくキャリアに悩むすべての人たちに、

稀勢の里関のような「一片の悔いもない」「意思決定」をしてもらうべく、

「志」を持つことの重要性を啓蒙しています。

 

みなさんが納得のいく形で就活を終え、

新たなキャリアを築いていけるよう願っています。

 

そのために私たちができることを、

私たちができる形で実行してまいりますので、

よろしくお願いいたします。

 

 

「意思決定」って言いすぎてごめんなさい。

では、今回はこの辺で。

稀勢の里関とみなさんに、、、、、、、幸あれ。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の学生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。ただいま自己紹介考え中。

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【ショウカソンジュク通信】第六回:大事なのは戦略立案力?それとも実行力?

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。

 

第六回のテーマは「大事なのは戦略立案力?それとも実行力?」

最近は成長欲求の強い学生が

コンサル系や事業会社(ベンチャー系、経営企画系)を志望している感覚が強いです。

いつも聞かれる質問としては、

 

「コンサルと事業会社、ぶっちゃけどちらが成長できますかね?」

 

、、、、、分かりません(笑)。

会社によっても違いますし、成長の方向性によっても違います。

しかし今回はあえて、

今の時代どちらの選択肢の方が希少性のあるスキルが身につくのかを、

完全なる主観で話してみたいと思います。

 

ビジネスプロセスを戦略と実行にざっくり分けた時、

戦略立案のプロフェッショナルになれるのはコンサルティングファーム

実際に事業を動かすことのプロフェッショナルになれるのは

事業会社(ベンチャー系、経営企画系)

と言えるかなと思います。

(勿論企業によって違うとは思いますが、、)

 

1980年代、戦略立案のためのフレームを保有していることは圧倒的な優位性でした。

コンサルティングという職種自体が新しく、

経営分析や課題解決のためのフレームワークを理解し、

それをもとに戦略立案をすることが直接的に事業成果に結びついた時代です。

一方、現代においては簡単なフレームワークコンサルティング外の

ビジネスマンでも知っており、(学生でも知っていますね)

またコンサルティング出身の人間が事業会社に入っていることもあり、

戦略立案の情報格差が企業間で少なくなっています。

 

そのような中で、より重要度を増しているのは「実行力」。

実際に決めた戦略を「動かしきれるかどうか」が

事業成果に強く結びついている時代です。

勿論、戦略と実行と明確に切れるものではありません。

実行力という言葉には、

実行していく中で戦略を適切に軌道修正し続ける行為も含まれているので、

そういった意味での戦略立案力は今後も求められていくでしょう。

何となくコンサルティング会社ってカッコイイではなく、

(それ自体が「戦略的思考」ではないですしね、、笑)

今の時代に合わせたスキル、という観点で是非思考してみてください!

※下記、マッキンゼー出身の南場さん(DeNA創業者)に記事があるので参考にしてみたください。

https://newspicks.com/news/1457942/body/?ref=search

また彼女が執筆した「不格好経営」という本は非常に面白いので

そちらも重ねて見てみてください!

 

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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【塾生通信】第一回:2018年11月に就活を終えた20卒学生の「これまで」と「意思決定」

はじめまして。

ショウカソンジュク塾生代表のエンドウと申します。

 

塾長古川氏の自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙」するという「志」に共鳴し、学生の視点で(残り1年ほどですが…)発信していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今回は第一回ということで

少しばかり私自身のこと「これまで」について書いた後、

就活において重要になる、というか、

就活における1つの終着点となる「意思決定」について書きたいと思います。

 

お忙しい方、「これまで」パートに関しては飛ばしていただいて結構です。

「意思決定」パートだけでも、3分くらいなので読んでいただけると光栄です。

 

「これまで」--------------------------------------------------------------------------------------------

 

ではでは、「これまで」パートです。

 

まずは簡単な学歴をば。

 

簡単な学歴としては上記の通りです。

 

福島県の真ん中、郡山市に生まれました。

高校3年間はサッカー部に所属し、「文武両道」の校訓のもと部活に勉学に励む、とはいかず、高校3年の夏までは部活一辺倒の日々を過ごしました。

高校3年8月に部活を引退し受験勉強にスイッチを入れ替え、

友達と放課後の物理講義室に籠って勉強をする日々を送りました。

そして結果としては第一希望であった北海道大学の総合入試理系に合格することができました。

 

どうして北海道大学を志望していたか、という話を少し。

北大では多分よくある話なのですが、獣医になろうかなと思っていたから、です。

  

小さい頃から昆虫や動物、とくにワシやタカなどの猛禽類が好きで図鑑をよく読んでいました。また、猫と暮らしていたこともあり、母が獣医という職業をすすめてくれました。

 

そのときに「動物のお医者さん」という北海道大学が舞台と言われている漫画を教えてくれたのがきっかけで、高校入学前から北海道大学に漠然とした憧れを抱いていました。

 

最終的には、獣医学部をパスするほどの学力は無かったこと、絶対に獣医師になってやるという決意がなかったことを理由に総合入試理系という入学後に学部を選択する入試形態での受験をすることに決めました。

 

ん?じゃあどうして工学部?という話も少し。

 

そもそも工学部って一口に言っても中身はバラバラなんです。

宇宙から環境からロボットからAIからなにからなにまで。

伝わるかわかりませんが領域が広いんです。

北海道大学工学部にも15のコースがあり、

その中にさらにいくつかの研究室があってそれぞれ違う研究をしています。

 

私はその中でも「環境工学」という分野のコースに進み、

排水処理の研究室に進むことを選択しました。

 

話を戻して、どうして工学部を選択したか、という話をすると、

シンプルに「先輩の話を聞いて面白そうだと思ったから。」です。

 

住んでいた寮の先輩に環境工学を専攻している先輩がいて、

エネルギーや水、廃棄物、大気など多岐に渡る環境問題を横断的に学べるコースだという趣旨のことをイキイキと語ってくれました。

 

その姿をみたこと、その先輩と割と考え方が似ていたことが相まって

環境工学を学ぶことを選択しました。

また当時、環境を守ることが野生動物を守る、生態系を守ることにつながるという感覚があったので、獣医として目の前の命と向き合うよりも全ての命への貢献ができる、自分に合うじゃん!って思った記憶があります。

 

そして4年のときの研究室選択ですが、

前述のとおり横断的に環境問題を学ぶコースなので

水に廃棄物にエネルギーにと、10室弱の研究室がありました。

 

結果的に私はサニテーション工学研究室(現:水再生工学研究室)を選択しました。

これは、完全に直感でした。

水の分野に行くことは決めていて、その中でも途上国に関われそうな研究室にしました。というのも、きれいな水が当たり前の日本では想像つかないような途上国の水環境、といった趣旨の記事や映像ってよくあるじゃないですか、それで問題意識を持っていたんだと思います。

 

そして研究に没頭し、、、という訳ではありませんでしたが、

なんとか卒業させていただくまでに至りました。

 

そして今、北大の国際食資源学院という大学院で

水資源の観点から食資源問題の解決へ向けて勉強に励む日々です。

 

少し話を戻してしまいますが、

どうして国際食資源学院を選択したかという話もさせてください。

 

北大環境工学コースの学生は大半が北大工学院に進学し、

学部生からの研究をより発展させ修士研究を行います。

 

しかし、学部時代の私には工学院に進学し当時の研究を進めていくイメージができませんでした。

そして正直に言って、そんなに研究、実験を楽しめていませんでした。

 

今になって思うと、途上国の水環境改善の為ではなく、

ゼミの発表の為、卒論を提出するための研究、実験になってしまっていました。

 

そこで、以前から気になっていた国際食資源学院を受験することに決めました。

 

気になっていた理由としては、

文理という枠を超えた包括的な視点で食資源・水資源問題を学べそうだったから、です。

 

というのも卒業研究をすすめていくなかで、

ときに宗教的な観点や経済的な観点などが必要となり、

いわゆる理系の視点だけでは問題解決できない部分があることを知りました。

 

そこで幅広い知識、視野を身に着けるため、

国際食資源学院を受験することを選択しました。

 

実は、工学院も受験していました。

その面接で志望動機を話した際にとある先生から

「国際食資源学院って知っていますか?

 あなたはそっちのほうが合っているかもしれません。」

と言われ完全に意思が固まった記憶があります。

 

長くなりましたがそんなこんなで、

私は現在、国際食資源学院で学んでいます。

 

タイトルにある通りですが、私は20卒予定の学生です。

まさに就活真っただ中の代です。

私の就活について簡単に書くと、

2018年の夏頃から就活を始め、

11月にとあるベンチャー企業から内定をいただき就活を終えました。

つまり、その企業に入ることを決めた、と言えます。

 

どうしてその企業に決めたのか、という話はまた次回以降したいと思います。

ということで、ここまでが私の「これまで」パートです。

 

「意思決定」---------------------------------------------------------------------------------------------

 

ではここから今日の本題「意思決定」パートです。

 

「これまで」パートは私の進路選択について書きました。

実は、意図的に「どうしてその選択、意思決定を行ったか」というところに焦点を当てていました。

だから、「決めました」「選択しました」に至るまでに考えたこと、感じていたことをつらつらと書き連ねてしまい長くなっています。

 

お付き合いいただいた方、ありがとうございました。

 

ではではでは、やっとたどり着いた、

僭越ながら私の今回のキーメッセージです。

こちらです。

 

一つ一つの選択や意思決定に対して、

そこまでに至った物語や理由を明確に言語化できていますか?

 

これです。

 

就活は選択であり意思決定です。そのために、

「数ある業界の中でどうしてその業界なのですか?」

「数ある同業社の中でどうしてその会社なのですか?」

これらを言語化することが求められます。

 

これからその言語化をしていく上で、

今までの自分の人生で行ってきた選択や意思決定を振り返り、

そこまでに至った物語や理由を思い出すこと、言語化していくことは、

言語化のトレーニングにもなりますし、

自分の考え方の特徴を知る良い機会です。

 

例えば私の話をすると、

「これから」パートでコース選択の話を以下のようにしました。

「また当時、環境を守ることが野生動物を守る、生態系を守ることにつながるという感覚があったので、獣医として目の前の命と向き合うよりも全ての命への貢献ができる、自分に合うじゃん!って思った記憶があります。」

 

このように自分の意思決定について言語化していくうえで、

「目の前のことより全体のことを考えがち」という考え方の特徴を知ることができました。

 

まあ、またこれがなぜなのか、ってことも考えるわけですが、、、

今日は割愛して。

 

やっとこさ、まとめに移りますが、

就活は選択・意思決定です。

そしてそのためには軸が必要です。

その軸を持つための基礎となるのが「志」です。

 

しかし、「あなたの志はなんですか?」

と聞かれて答えられる人はそう多くはありません。

 

そこで、「志」を言語化するために、

繰り返しにはなりますが、まずは、

今までの自分の人生で行ってきた選択や意思決定を振り返り、

そこまでに至った物語や理由を思い出すこと、言語化していくこと

を行ってみてください。

 

その物語や理由の中に、「志」を言語化するヒントがあるはずです。

 

そして「志」が言語化できると、その実現のために

「どういうスキルが必要なのか」

「どういう業界がいいのか」

「どういう社風がいいのか」

などと考えていくことができ、

自然と軸が言語化できるはずです。

 

後はその軸をもとにどのような意思決定を行うか、です。

 

さっきもまとめた気がするのですが、、、

またもさらに簡潔にまとめをすると、

 

まとめ------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

就活は意思決定。

意思決定をするために、「志」を言語化しよう。

「志」を言語化するために、

今までの意思決定を振り返ってそれまでの物語や理由を言語化しよう。

 

さいごに---------------------------------------------------------------------------------------------------

 

就活をするすべての皆さんが

それぞれの「志」を持ち、

自立的なキャリア選択を行っていけるよう、

ささやかながらお手伝いをさせていただきたいと考えています。

 

早いことが偉いわけではありませんが、

比較的早い段階で就活における意思決定を終えたこの経験やノウハウを

自分の中だけにとどめず、多くの就活生に届けたいと考えています。

 

今回は1回目ということで張り切りすぎて長くなりましたが、

今後はもう少し簡潔に伝えたいことを伝えられるよう精進いたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

では今回はこれくらいで。

健康第一です。みなさんお体にお気をつけてお過ごしください。

 

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塾生代表:エンドウ

とあるベンチャー企業に内定をいただき2018年11月に就活を終えた北海道在住の20卒大学院生。

塾長である古川氏の熱い想いに共鳴し、「熱狂する自立的キャリア選択」を世の就活生に説きたくなってしまった結果ブログを書くことに。

ただいま自己紹介考え中。

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【ショウカソンジュク通信】第五回:コミットが達成確率を上げる?

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。
 
第5回のテーマは『コミットが達成確率を上げる?』です。
 
 
<コミットが達成確率を上げる?>
 
「目標は宣言したほうが達成確率が高まる」
 
という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?
複数ある意味の中の一つとして、「宣言」することをコミットメントと言います。
コミットメントは心理学では大きな効果があると言われています。
何故か、、?
それは人間の心理には「一貫性の法則」というものがあるからです。
人間には自分で決めたことを最後までやり抜こうという心理があると言います。
例えば、見ると決めた映画が途中でつまらなかったけど、
最後まで見てしまった経験はありませんか?
人は理由をつけて一貫性を保とうとします。
これは言ってしまったことに対しても同じです。
「やる」と言ってしまったからこそ後に引けなくなり、結局やりきった、
という経験をお持ちの方もいるかと思います。
話は変わりますが、私は「人生に対してWill(やりたいこと)を持とう」
というメッセージを、 事あるごとに伝えさせていただいております。
 
その方が人生は豊かになり、
やりがいや生きがい溢れる社会になると考えているからです。
一方で、実は人はWillがなくても生きていけます。
別に「プロサッカー選手になりたい」「経営者になりたい」
というWillを持っていなくても、 住む家があったり(安全の欲求)、
食べていければ(生存の欲求) 最低限生きていけますし、
捉え方によってはそれだけでも幸せだと思うんですよね。
 
むしろWillを実現させるためには、多大な労力がかかるので、
頭では「Willを実現したい」と思っていても、
ほとんどの人がWillに全うできずに人生を終えてしまうのだと思います。
要は人は元来、Willを全うできない 生き物なんですよね、、、。
 
ただ一つやり方があるとすれば、
「Will(やりたい)をMust(やらねばならない)化する」 という方法。
やりたいことであり、やらねばならないこと、という状態ですね。
「芸能人と付き合いたい」だけなく、
「芸能人と付き合わなければいけない」と心から思えたら、
行動が変わると思いませんか?笑
 
その状態を創るための手段が「コミットメント」です。
「皆に宣言してしまった」「大事な人に約束をしてしまった」という認識が、
「やりたい」だけはなく「やらねばならない」という意識を生み出し、
心理的な効果になります。
 
思えば、かくいう私が頑張れた時も、コミットメントをした時でした。
高校進学は全国高校サッカー選手権に出たいという思いから、
親元を離れ寮生活をする決断をしました。
親にも反対をされましたが、「必ず選手権に出るから行かせて欲しい」と宣言し、
実際にその目標を達成しました。
就職活動時は、大手の誘いを断りベンチャーを選んだことで、
周囲から反対をされました。
その中でも「自分の志をこの会社で必ず達成する」と周囲に宣言したからこそ、
ここまで走りぬけることが出来たと思っています。
改めてになりますが、元来、人は、Will(やりたいこと)がなくても生きていけるのだと思います。 ただ、Willを全うする人生の方がやりがい・生きがいを持てるのも事実です。 「どうせ生きるならWillを全うしたい」
そう思えるのであれば、日々の細かい選択から、就職のような大きな決断まで、 周囲にコミットメントすることで、WillをMust化することが、 人生を変えるきっかけになるのではないでしょうか?
今日はここらへんで。
では、また来週お会いしましょう!
 
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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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【ショウカソンジュク通信】第四回:ベンチャー企業を選ぶ人が持つ心構えとは?

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。

 

最近は、担当の学生さんと仲良くさせていただいており、
連日、誰かしらとご飯に言っている今日この頃です。
(強引に誘ってしまいいつもごめんなさい、、。)
まだご飯に行っていない方は是非行きましょう!
お誘い待ってます、、。笑


さて、第四回ですが、
テーマは『ベンチャー企業を選ぶ人が持つ心構えとは?』にしたいと思います。

 

ベンチャー企業を選ぶ人が持つ心構えとは?>

最近、学生さんとお話しをしていると、
「変化の激しい時代の中で、個人の力をつけることが真の安定だと思います」
「今の時代、合理的に考えてもベンチャーに行った方がキャリアアップに繋がりますよね」
「大手→ベンチャーではなく、ベンチャー→大手の流れが来てますね」
とおっしゃる学生さんが増えているように感じます。
(私自身が一年目だった頃と比べると特にです)

 

個人的な印象ですが、
比較的優秀と言われる学生さんほど、
情報感度が高い学生さんほど、
このような考えを持ち始めています。

 

私としても
「逞しい学生さんが増えたな」と感じ、
嬉しい限りです。

 

一方で、心構えとして
「今の時代ベンチャーの方が美味しいキャリアだから」
ベンチャーの方が得だから」という考えのみで、
(その考えを持つこと自体は大事ですが、、)
キャリア選択をして欲しくないなとも思っています。

 

もし、ベンチャー企業を選ぶのであれば、
「合理」や「損得」を超えた「生き方」や「世界観」の部分で共感した上で、
そのようなキャリアを歩んで欲しいです。

 

下記には以前、フロムスクラッチという新進気鋭のベンチャー企業の経営者である、
安部社長がFacebookに投稿した内容を抜粋させていただいたものです。

まさしく、合理や損得を超えた「生き方」「世界観」の部分のお話をされているので、
是非一読ください。

【伊達と酔狂の世界観】

スタートアップなんて、所詮は「伊達と酔狂」の世界だと思うわけですよ。

「自分たちが世界を変えるんだ」
「産業構造に風穴を空けてやる」
「社会的意義の高い事業をやる」
「誰もが創ったことのないような商品を創ってやる」

こんなの、

「何の為にそれやんの?」
「なんであんたがやらないといけないの?」

って聞かれたら論理的な回答なんて出来ないわけですよ。

更に、
「そこまでやって実現出来なかったらどうすんの?」
とか聞かれても、正直回答に詰まるわけで。

振り絞って考えても、出てくる回答は

「いや、それ実現出来たらカッコよくない?」
「それ自分たちの手で出来たら凄くない?」
「自分がそれをやらないといけない使命があるんだ!」

程度のかなり非論理的な回答なわけで。
感覚的には、中学高校大学時代の部活とか、体育祭とか、文化祭に非常に近い感覚なわけで。
部活とかでも、「俺たちの代は最強の代にしようぜ!」って言ってる奴、いるわけですよ。
体育祭とか文化祭でも「俺たちの代で過去最高の文化祭創り上げようぜ!」って言ってる奴もいませんでしたか?

それ、今考えたら正直、全くもってなんの意味もないことなんですよね。
だって、そういう部活とか文化祭とか体育祭創ったところでお金がもらえるとか、
目に見える明確なベネフィットがあるわけではないんですよ。
しかも部活で言えば、そんだけ想い込めてやったとしても、
甲子園優勝校は毎年1校しかないわけで、確率論で考えたら完全なる無理ゲーなわけであって。

でも、その想いだけで、みんなが遊んでる時に死ぬ気で、雨の日も風の日も、
暑さにも寒さにも負けずに部活に打ち込んできた人ってやっぱりなんかカッコよく、彼らの姿に涙を流す人が毎年大勢いるわけで。

みんなで最高のもの創り上げようって、時には喧嘩したり、議論したりしながら、
創り上げた文化祭とか体育祭って、あんだけテスト前に勉強した単語集とか、
公式は全く覚えてないのに、それは鮮明に映像で覚えてるわけですよね。

そう考えると、スタートアップも全く同じだなと。

「なんでそこまでやるの?」
とか
「やって意味あるの?」
とか
「出来なかったらどうするの?」
とかじゃないんですよね。。。

青臭い表現をするとすれば、
「こんな変化の激しい時代に生まれたのであれば、勝負した方がカッコよくいない?」
とか
「自分たちの力で世界が変わったら凄くない?」
とかそんな感じなわけで。
割に合うとか合わないとか、損するとか得するとかそんなんじゃなくて。
でも馬鹿みたいに、意地張りながら、周囲に夢想家だとか、
狂ってるとか言われながらもひたすらその想いだけを信じて突き進んだ人間たちが、
世界を変えてきたってのは揺るぎない、誰も否定のしようのない事実なわけで。

まさに伊達と酔狂の世界。

この青臭い想いとそれに酔い狂える人間たちの集団であり続けたいなと思うわけで。
今回も、結果としてその馬鹿で頑固で夢想家たちの想いに共感をしてくださった方々がいたからこそ、資金調達が実現出来たと思っています。
と同時に、これだけ多くの方々にご期待を頂いた以上は、
この伊達と酔狂の世界から酔いを覚ますことなく、人生かけてカッコつけて、酔い狂い続けるわけで。

自分たちなんてまだ何も成し遂げてないし、
明日なくなっても世界は普通に回っていく程度のちっぽけな存在だと思いますが、
伊達と酔狂の世界の中でひたすら走り続けたいなと思っています。

 

いかがでしたでしょうか?
前提全てのベンチャーが同じような考えではないと思います。
ベンチャーと大手という切り分けがそもそも正しかという話もあるかと思います。

ただ、上記の話に共感できるかどうかは、
一つの判断材料として参考にしてくれると幸いです。

では、また来週のお会いしましょう。

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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【ショウカソンジュク通信】第三回:ワークライフバランス

こんにちは。

ショウカソンジュク塾長の古川です。
札幌はここ数週間で急に寒くなってきましたね、、。

 

就職活動、部活動、ゼミ活動等で
忙しい学生さんも多いかと思いますが、
是非、体調にはお気付けください。


第三回ののテーマですが、
今回は「ワークライフバランス」にしたいと思います。

 

学生さんとお話をしていても頻繁に出てくるワードです。
「仕事だけではなくでプライベートも充実させたい」
とおっしゃっている学生さんは多いです。

 

個人的に「人生は仕事だけではない」という考え方には非常に共感しております。
自身の大好きな趣味やかけがえのない家族を大事にすることは、
人生の充実度を高めるために重要です。

 

一方、ここ数年で新たに出てきた考え方が、
「ワークアズライフ」。

「時間」で区切ることでプライベートの充実度を担保しにく「ワークライフバランス」とは異なり、
そもそも仕事とプライベートを「時間」で区切らず、
人生全般において「ストレス」がかからない生き方をしていこう!
という考え方が「ワークアズライフ」です。

 

この考え方にのっとると、
たとえ「時間」を区切って私生活を十分に確保していたとしても、
ストレスがかかる私生活を送っていたら意味がありません。
一方で、どれだけ長時間労働をしていたとしても、
ストレスレスな働き方ができていたら、人生の充実度は高いということです。

要は仕事とプライベートを「時間」で区切るのではなく、
人生全般としてストレスがかかっているのか、かかっているのかを見ること、
タイムマネジメント」ではなく「ストレスマネジメント」という考え方が、
現在注目されています。

 

このストレスマネジメントという考え方は新鮮で、
自分に当てはめてみてもとても納得感がありました。

私自身これまでの人生を振り返ってみても、
学生時代の時のようにお金を貰うためだけに仕事をしていた時は、
正直苦痛でした。

 

一方、
現在は成したいビジョンに世界が少しでも近づくために、
仲間と一緒に笑うために仕事ができており、毎日ワクワクできています。
大変ではありますが、苦痛だと思ったことは一度もありません。

 

「働き方」というよりは「生き方」に近い考え方かとは思いますが、
是非自身に当てはめて考えください!

ワークアズライフについてまとめられている記事はこちら!
http://changeva1ue.com/workaslife/

 

一読いただきありがとうございます!

 

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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【ショウカソンジュク通信】第二回:真の働き方改革とは?

こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。

短編になりますが、是非一読ください。

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第二回のテーマは「真の働き方改革とは?」

「ノー残業デー」「プレミアムフライデー」等、
働き方改革という旗印のもと、業務時間の短縮化が進んではいますが、
今一度「真の働き方改革とは?」
という問いを持つ必要はあるかもしれないと常々感じています。

https://toyokeizai.net/articles/-/233063?page=4

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それでは、今後もよろしくお願いいたします。

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塾長:古川
人材系ベンチャー企業に新卒で入社。
入社して一貫して就職活動中の学生を対象にキャリアアドバイザーを行い、
現在は拠点の立ち上げに従事。
“自分の道を自分で決める必要性”、“志を抱く重要性”を学生に啓蒙している。
学生時代はプロサッカー選手を目指しており、大のサッカー好き。
全国高校サッカー選手権大会国民体育大会に出場。
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